実際に出雲・松江へサンライズ出雲を利用して2泊3日で出雲・松江へ観光に行ってきました!
実際に出雲も松江も魅力的な場所が多いのにインバウンド旅行者がそこまで多くなく(※時期によります)、非常に快適に楽しめる場所でした!
また、出雲とセットで行った玉造温泉は美肌の湯と知られ、近くにはぜひ女性にもお勧めしたいスポットがたくさんありました!
ぜひゆったり旅行をしたい、温泉も楽しみたいなという方は車なしでも楽しめますので、参考にされてください!
出雲はどこ??歴史は??行き方は?
出雲といえば皆さん一度は聞いたことのある縁結びで有名な出雲大社のおひざ元です!
島根県の東部に位置し日本海や宍道湖に面していて、奈良時代にまとめられた「古事記」にでてくる因幡の白兎などの神話の多くの舞台になっているといわれている場所です。
そのため「神話のふるさと」とも呼ばれ、パワースポットの宝庫でもあります!
出雲大社などの観光の中心に行くには一番近い空港は出雲縁結び空港(※JAL、J-AIR、JAC、FDAの運行になりANAユーザーは要注意)、電車であれば松江駅から1時間15~30分程度かかります。
実際に出雲・玉造温泉に行ってみたルートと所要時間をご紹介
10:00 サンライズ出雲で出雲市駅に到着
今回、私はサンライズ出雲にて終点の出雲市駅にやってきました!
(サンライズの情報を知りたい方は下記リンクへどうぞ!)
そのため、改札をでた後にまずは北口を出た左側にある荷物を出雲市駅のロッカーへ預けに行き、その後反対側にある一畑電車の電鉄出雲市駅へ向かいました!
始発駅で本数もそこまで多くないので、券売機で切符を買い、時間になるまで待合室で待機、時間になると駅員さんがホームへの改札を通してくれるという流れでした。
また、10:25発の電車に乗ろうと思っていたのですが、ロッカーに荷物を預けても余裕で乗れましたので、サンライズ出雲が定刻に着けば、余裕で乗れます!
10:50 出雲大社前駅に到着
電車に揺られること25分ほどで出雲大社前駅に到着です!
出雲大社駅の待合室の横には小さなショップがあり、出雲ならではのお土産などがありました!ただし、そこは見るなら荷物にもなってしまうので、帰りがおすすめです!
10:55 宇迦橋大鳥居
出雲大社には4つの鳥居があり、本来はこの一の鳥居である宇迦橋大鳥居から参拝していくのが正しいと聞き、出雲大社前駅を出て出雲大社とは逆の方向へ歩いて5分。
しかし、工事中のため下を通ることはできず…。気持ちだけ通ったことにして、今度こそ出雲大社の方へ向かいます
11:03 勢溜の大鳥居
二の鳥居である勢溜の大鳥居を通ろうとしたところ、そばにたくさんのうさぎの像がありました!
出雲大社によると出雲大社に祀られている大国主大神さまが助けた因幡の白兎がモチーフになったうさぎの石像が66体もあるんだそうです…!しかもその石像の1つ1つがデザインが異なるので、1つ1つ写真をたくさんとってしまいました。
しかも境内にある野見宿禰神社の狛犬のかわりに狛兎になってたりもしてとてもユニークでした
11:25 拝殿へ
勢溜の大鳥居を抜けてそのまま歩くと祓社(はらえのやしろ)という参拝前に身心を清める社があり、そこを抜けて祓橋や松の山道などを抜けるのは10分もかからないのですが、途中にある兎の石像などについつい寄り道してしまうと20分かかりました…。
よく出雲大社の写真で出てくる大しめ縄があるのは拝殿ではないので、最初はあれ?と思うかもしれませんがここで出雲大社の神様へご挨拶です。
11:50 神楽殿へ
拝殿からはご本殿に沿って右回りで境内を1周します。本殿を囲む塀の中には大国主大神が鎮座するご本殿のほかに、大国主大神に関わりのある神々を祀る摂末社もあり、塀の外側からしか眺めることができません。
ですが、ご本殿の真後ろに位置し、天照大神の弟で大国主大神に国造りを任せた素戔嗚尊を祀る素鵞社や10月に全国の神々の宿所など塀の外側にある社にはそれぞれ説明の立て札があるので、それを見ながら回ると結構時間がかかりました。
そして、一周し終わって右にいくと有名な神楽殿でした!神楽殿は語気問屋結婚式などの祭事が行われるところで、神様が鎮座されているわけではないようです。しかし、日本最大の大しめ縄は迫力がありますので、皆さん忘れないようにしましょう…!
12:25 古代出雲歴史博物館へ
古代出雲歴史博物館は、かつての出雲大社に関する歴史の展示や出雲神話のこと、出雲国風土記のことなど出雲大社や出雲という地域に関わることを展示しています。
特に平安時代の出雲大社の本殿を1/10の大きさで復元した模型が有名で、1/10というサイズですがこれが平安時代に建てられていたのかと思うと圧巻です!
私のように参拝してから古代出雲歴史博物館へ行くという方は神楽殿のちょうど反対側に博物館は位置しているため、また出雲大社の境内にあるうさぎの石像などを見ながら進むと結構たどり着くのに時間がかかってしまいました。
そのため、効率よく回りたい方と歴史を知ったうえで出雲神社に参拝されたい方はまずこの古代歴史博物館に立ち寄っていかれることをおすすめします。
さらに私はこの後の予定も立て込んでいたため、45分ほどしか滞在できず、正直時間が全然足りませんでした。最短60分でコンパクトに見れるという記事も見ていたのですが、展示品をゆっくり見たり、展示の中にあるビデオをしっかり見たい場合は60分でも全然足りないと思います。じっくり見たい方はせめて1時間半~2時間ぐらいは時間をとることをおすすめします。
13:30 昼食
出雲といえば出雲そばですね。出雲そばの特徴は、殻のついたままのそばの実を製粉しているので、栄養価が高く疲労回復などにも効果があるそうです。また、基本お蕎麦はつゆにつけて食べることが多いですが、出雲そばはつゆをかけて食べます。割子そばとよばれかけた1段目から順番につゆをかけて、残ったつゆを2段目にかけて…と食べていくのも特徴です。
私が出雲大社に参拝した日は木曜日だったため、定休日になっている出雲そばのお店が思ったよりも多かったです。また、お昼のピークを過ぎていたのですが、人気店はやはりこの時間でも結構混んでいました。そのため、お目当てのお店がある方は定休日と時間帯に要注意です。
14:20 出雲大社前駅 ~ 15:27 玉造温泉へ
もし時間が許せば、少し離れた日御碕神社や稲佐の浜などにも行きたかったのですが、今夜宿泊予定の玉造温泉に泊まること、翌日は松江観光との旅程の関係でこの日は14:20 出雲大社前駅を出発することにしました。
ちなみにこの日の出雲市駅での一畑電車とJRの乗り換えは5分しかなかったのですが、出雲市駅でなるべく階段に近い車両に乗り、早歩きでロッカーに荷物を取りに行くことでJRへの乗り換えは意外と間に合いました!(ちなみに一部路線ではICカードが使えないところあるのですが、出雲市駅~松江間に向けては利用可能なので、事前に切符を買っておく必要がなかったのも間に合った要因かなと思います!)
15:27 玉造温泉駅に到着
15:27に無事玉造温泉駅につけたのですが、玉造温泉の中心までは車で5分ほどかかります。基本自分が泊まる宿に事前に依頼すれば、迎えに来てもらえることが多いようです。
しかし、何を思ったか歩こうと私は思ってしまい、玉湯川に沿って30分歩きました…。歩いている最中にお店などは特にないので、皆さんぜひ頼れるのであれば自分が泊まる宿に送迎を依頼することをおすすめします。
ですが、この玉湯川沿いは春の桜のシーズンは桜の名所なので、春に行かれる方は歩かれてもいいかもしれません。
15:55 玉造温泉中心部へ
玉造温泉は出雲国風土記にも1300年からすでに「一度入浴すればお肌が若返る、2回目にはどんな病気も治してしまう。効能が効かなかったことはなく、神の湯呼ばれている」という記述があり、その泉質から美肌の湯と有名だったようで、枕草子にも温泉といえば、玉造温泉の記述があります。
実際に専門機関の調査によると温泉の成分は高級化粧水に匹敵すると判明しているとのことでした。
玉造温泉の泉質については松江観光協会のHPに詳しく記載があるので、気になる方はこちらをご覧ください。
玉造について | 玉造温泉公式サイト・たまなび【松江観光協会玉造温泉支部/玉造温泉旅館協同組合】
実際に私も温泉に入ってみましたが、温泉が少しトロッとしたやわらかい水質でとても気持ちよかったです。また肌もすごくすべすべになったと思いました!
ちなみに玉造温泉の中心にある湯薬師広場では美肌の湯を有料で容器にいれて持ち帰ることが可能です。5日程度で使いきらないといけないのですが、実際に化粧水として非常にいいそうです。
そして旅館にチェックインするよりも先に玉造温泉のパワースポットと玉造温泉の美肌にあやかるべく、玉造温泉で行くべきスポットに向かいます。
16:05 玉作湯神社
玉造湯神社は勾玉の神様と温泉療法の神様、温泉守護の神様が祀られています。玉造温泉の守り神です。
江戸時代には松前藩主が玉造温泉に訪れる際には必ずこの玉造温泉にお参りしていたそうです。
境内にある「願い石」にお祈りしながら叶い石を当ててそれを大事に持つと願いが叶うといわれている評判のスポットだそうです。
この鳥居の左側にある社務所で願い石を授けてもらえます。(初穂料600円)
本殿を参拝後に、本殿右手側で叶い石と一緒に授与してもらった紙に願い事を書き、1枚は祈祷していただくために木箱にいれましょう!そして、右手にある願い石へ向かいます。
多い時には行列ができるそうですが、この日は平日の夕方ということもあり、人っ子一人もおらず…。ゆっくりを願掛けすることができました!
ちなみにちょうど私の願掛けが終わったころに団体の外国人観光客が来ていましたが、誰一人として願い石には特に興味なし…といった感じでした。(こういうことが気になるのは日本人特有かもしれませんね)
16:35 おしろい地蔵様(清巌寺)へ
この清巌寺のおしろい地蔵様には、とある女性がお地蔵様のためにおだんごの粉を塗ったところ、きれいになって良縁に恵まれたり、肌荒れで困っていた女性がお地蔵様におだんごの粉を塗ったところ肌がすべすべにきれいになったという言い伝えがあり、今ではお地蔵様に自分の肌で気になるところにおしろいを塗ると、美肌になるご利益があるとして有名になったそうです。
というわけで私も参拝し、欲深くもこれでもかとおしろいをたくさん塗らせていただきました…。
17時には参拝時間が終わってしまうので、足早になってしまいましたが無事ご利益をいただきました!
16:45 玉造温泉美肌研究所 姫ラボ 玉造本店
最後に玉造温泉で私がどうしても行きたかったのがこの玉造温泉美肌研究所 姫ラボ 玉造本店です。玉造温泉水を配合したスキンケアブランドを販売しています。
前にここの姫ラボ石鹸をもらったことがあり、個人的に好きな使用感だったので、他の商品もみたいなと思って行ってみました。
お店では石鹸やスキンケアグッズなどをお試しさせてもらえました。
お土産も含めて今回は石鹸とフェイスパック、入浴剤を購入しました。帰宅後も美肌の湯に由来した美容商品が買えるのはうれしいですね!
17:00 旅館チェックへ
今回、私が宿泊したのは佳翠苑皆美さんです。
正直泊まってよかった!!とすごく思いました。内装のきれいさやご飯がおいしいのはもちろんなのですが、サービスがよかった!ということです。
個人的にうれしかったのは、1階のフロアには温泉で温めたホットタオルを顔に当ててパックができるようになっていたり、休憩スポットにいろいろな健康茶が用意されていて、お風呂前にちょっと飲むことができたり、ホテル内にある女性専用の温美活サロンで岩盤浴ができたり…。と今回美を求めて観光に来た人の心をくすぐるサービスがあり、すごくうれしかったです。
個人的にはまた泊まりたいなと思いました!
まとめ
今回、私が訪問した観光地は、下記でした。
- 出雲大社
- 古代出雲歴史博物館
- 玉造温泉散策
- 玉作湯神社
- おしろい地蔵(清巌寺)
しかし、正直にいうと1日で出雲と玉造温泉を満足するまで回りきるのは、公共交通機関を使っただけでは厳しいなと思ったのも事実です。
というのもできれば出雲大社観光の時には、日御碕神社や稲佐の浜にも行きたかったですし、古代出雲歴史博物館にももう少し時間をかけたかったな~とも思いました。
また、今回私が玉造温泉を訪問した時は、木曜日だったのでここもお休みだったお店なども多かったのかなと思いました。ほかにももう少し行けば他にもおもしろそうなお店があったぽいな…というのも旅館で観光情報誌をもらって知りました。そう考えると玉造温泉の散策が訪問地も含めて1時間だったのはもったいなかったとも思いました。
実際に行ってみた人間の旅程なので、ぜひ皆さんが行かれる際は悔いのないよう参考にされたらうれしいです。
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