【ガチの穴場】女子一人で散策してみた!@横須賀編

皆さんは横須賀と聞いて何を思い浮かべますか?

海軍カレー?米軍基地??三笠公園??など、有名どころは多々ありますが、今回はちょっと普通の人がいかないところ、穴場に行ってきました!

実際の所要時間や交通事情などについてまとめました。

もし、ちょっとディープなところに行ってみたい方は参考にされてみてください!

9:00 JR久里浜駅到着

定番の横須賀観光ですと、下車駅はJR横須賀駅や京急横須賀中央駅が多いですが、今回はディープな穴場がテーマということで、JR横須賀駅の最終地点である久里浜駅でおりました!

9:20 ペリー公園

小学校の歴史の授業から必ず勉強する幕末の有名人ペリー。浦賀に来航したそのペリーが上陸したところにあるのがペリー公園です。

今では住宅街の中にあるこじんまりした公園で、一番最寄りの久里浜駅からは歩いて20分ほどです。公園の前にはバス停があるので、バスでも行くことができますが、本数も日中は多くないようです。

ペリー公園にあるペリー記念館には、無料で入場ができます。1階と2階に分かれており、1階にはぺいー来航を再現したジオラマがあり、2階にはペリー来航時の資料が展示されていました。

広さ的には公民館ぐらいのこじんまりした建物なので、所要時間は長くても20分程度です。※ビデオの上映もあるので、それを見る場合はもう少し時間が必要かもしれませんが、10時~16時の限られた時間でしか上映されません。そのため、ビデオを見たい方は訪問時間にお気をつけください。

ですが、祝日の朝早くに行ったので、私以外の人はほぼほぼおらず…。じっくり見ることができました!あまり目立たない観光地ですが、それでも見終わるころには5人程が来ていたので、歴史に興味がある方が訪れるようですね!

ちなみに公園前にある久里浜海岸がペリーが上陸した浜辺です。

今は多くの建物が海沿いに立っていますが、ペリー来航当時と地形自体はあまり変わらないので、当時の人の気持ちになってみるとそりゃいきなりこの入り江に黒い大きな船が来たらびっくりするよな…という気持ちになります。

ちなみに晴れの日だったこともあってか、この日の海は非常にきれいでした!正直鎌倉や江の島付近の海よりもきれいでした。なので、これから暑くなるときはここで足を少しつけるのも楽しいかもしれないです。

10:30 西叶神社

ペリー公園を後にして向かったのが西叶神社と東叶神社です。

名前の通り、「参拝したら願いが”叶う”」というパワースポットである神社です。

この2つの神社はもともと叶神社として1181年に京都の石清水八幡宮を文覚上人という人が、当時の平家のお横暴っぷりに憤りを覚え、源氏を再興させてくれ~、再興できたら末永く祀るから~と誓って建てられ、叶大明神を祀る神社になりました。

そして、江戸時代に幕府の行政策により、浦賀は東西の浦賀村に分けられたことにより、叶神社も今の西叶神社と東神社に分霊されたそうです。

なので、いわば兄弟(?)のような2つの神社ですが、狛犬が通常、1つ1つで阿吽を表すために片方が口を開けてていて、片方が口を閉じているというのが一般的ですが、東と西でセットで阿吽を表しているそうです。(ちなみに私はそれを知らず、後から調べて知りました…)

西また、叶神社の勾玉と東叶神社の勾玉入れを合わせて持つと良縁が得られるということで人気だそうです。

ちなみにこの西叶神社の本殿は1842年に建てられたもので、拝殿の周りにはきれいな彫刻がされていました。実際に神社でこのようなきれいな彫刻がされているのは珍しいなと思いましたので、ぜひ確認してみてください。

西叶神社自体は小さな神社だったので、滞在時間は長くても15分程度でした。西の方はこじんまりした神社でしたが、こちら人が途切れることなく(といっても多くの人が一度に参拝に来ているわけではないですが)、参拝客が訪れていました。

ちなみに私はペリー公園から西叶神社まで歩いてみようと思って歩いたところ30分かかりました。しかし、本来であればバスでもペリー公園からいくこともできますし、西叶神社の前には数台が駐車できる駐車場もあります。

10:45 浦賀水道 渡し船

東西に分かれた西叶神社と東叶神社に行くためには、対岸の方へ移動しなければなりません。

しかし、西叶神社と東叶神社へは浦賀水道には浦賀街道という3分ほどの航路が通っており、渡船で行き来することができるんです!

この渡船は、もともと江戸時代の1733年ごろには存在していたという歴史があります。

正直、今回の目玉はこの渡船・愛宕丸といっても過言ではありません。

3分ほどの短い時間ですが、片道400円(ワンデイパス600円)で船旅を楽しむことができます。

支払いに関しては船に乗ったところで船長さんに現金でのお支払いに

船は1隻のみなので、自分のいるほうの岸にいなければ看板にあるボタンを押すと迎えにきてくれます。

※ちなみに横須賀市民は片道200円で利用できるそうで、自転車も乗せて運ぶことができるので、サイクリングの方でも安心ですね。

また、この日は祝日にもかかわらず、人がおらず、一人で3分間の船旅を満喫しました!!

10:55 東叶神社

渡船場から歩いて5分ほどのところにあるのがもう一つの東叶神社です。

こちらは先ほどの西叶神社よりも境内は広いです。その境内のの中には「身代わり弁天」が祭られており、また勝海舟が太平洋を横断する前に、この神社の井戸で水垢離をし、断食をしたと伝わる井戸があります。

また、境内には恵仁坂(えにしざか)と産霊坂(むすびざか)の2つの石段があり、縁結びにご利益があるそうです。

ただし、実際に石段を登ってみましたが、すっごくきつい石段でした…。途中で心臓がバクバクいうほどだったので、心していかれた方がいいです。

登りきると本殿(奥の院)や勝海舟断食跡、東照宮、神明社などがあります。

私が訪問した時は他に参拝客の方が境内にいたのですが、私のように石段を登っている人はいませんでした。

また、登り切った本殿などがある場所は正直ものすごくきれいな場所ではありません。山登りの途中の休憩広場みたいな感じでした。

しかし、それでもひっそりとたたずむ本殿などのある場所は静かで人があまり寄り付かないからなのかすごく神聖な感じがしました。ここがパワースポットの源なのかなと少し思ってしまいました。

さて、本殿(奥の院)から戻ってきて、社務所(お守りなどを購入できるところ)を進んでいくとその先に厳島神社(身代わり弁天)への参拝と勝海舟の井戸の方へたどり着きます。

ちょうどこの二つの間に勝海舟の井戸からくみ上げている水が流れているところがあります。

この流水に硬貨にかけ流し、常に身に着けることで弁天様のお力で開運と運のご利益が得られるそうです!

ちなみにその硬貨を入れるお守りも社務所でもらうこと(500円)ができます。

ぜひともあやかりたいと思い、私もしっかり流水を500円玉へ…!

東叶神社は西叶神社よりも広いですが、こちらも20分程度で全てを回ることができました。

11:20 浦賀駅の方へ移動

この後、私は横須賀美術館に行こうと思っていたので、20分程度歩いて京急浦賀駅の方へ向かいました。

東叶神社に行く時はあまりゆっくり見ていなかったのですが、実はこのあたり結構歴史上の人物が住んでいたり、訪れていた人が意外にもいて、道中にその紹介をしているものが結構あります。

なので、ぜひ歴史に興味がある方は見つけながら歩いてみてください!

12:05 横須賀美術館へ

今回、私の主目的が横須賀美術館で開催されている「鈴木敏夫とジブリ展」でした。

ちなみに私が予約できた回が午後からの部だったので、今回は午前中に穴場スポットに行きたいなと思って、散策していました。

正直、横須賀美術館で「鈴木敏夫とジブリ展」が開催されているから、その展覧会に行く方とかが東叶神社などに訪れてるかもしれないな、結構人がいるかなと思ったのですが、全然そんなことなく、非常に快適でした。

そのほかにも横須賀は猿島や三笠公園など観光名所は他にもありますが、もし追加でちょっと楽しみたい穴場として2~3時間もあれば行ける、まさに【ガチ】の穴場でした。

皆さんもパワースポットにも行きたい、でも人混みはやだ…という場合に行かれてみてはいかがでしょうか??

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